2017年03月03日

栄華

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所沢駅周辺で夜ごはん。
二郎系でガッツリいきたい気分だけど選択肢なし。
ラーメンじゃなくてもよく、美味しいお店も多いのだけど、昔ながらの味が恋しい。
というわけでしばらくぶりの栄華へ。
創業50年以上、いつまでも変わらない店内、そして味、店主。
進化や変化が求められる時代においてのこの愚直さ。
まあ、変わっていないわけではないんだろうけどね。
扉を開けた瞬間のタイムスリップ感はどんなに派手で豪華なアミューズメントであろうとも到底かなわない至高のエンターテインメント空間だ。
店主の誰かれかまわないフレンドリーな対応も希薄な関係性を強いる現代社会において暖かい毛布にくるまれるように心地良い。
今回頼んだのはラーメン(350円)と餃子(250円)。
この値段は何年このままなのかしら。
合わせて600円とは安すぎる。
見た目の雰囲気的にはぎょうざの満洲を思い浮かべるけどまるで違う。
満州も好きなのだけど、栄華はチェーン店の味とは一線を画する独自の奥深い味わい。
厳選しこだわり抜いた食材、丹念に仕込まれた一つ一つの具材。
とは言い難いけど素直に美味しさを感じられるラーメンと餃子、昔良く食べていたあの味。
やっぱり栄華は至極の空間だと思う。
ご馳走様でした!

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所沢駅周辺でラーメンタイム。
時間は17時少し前。
少し待てば夜の営業が始まってくる。
それに通し営業のお店も多いので困ることはない。
私のお腹は何を食べたがっているだろう。
どうやらレトロスペクティブなラーメンを求めているようだ。
所沢駅周辺にはまだ訪れていない昔からのラーメン屋がいくつかある。
その一つを目指すのもいいけど久しぶりに早池峰亭で食べたい。
とりあえず店の前に行くとシャッターが下りている。
気持ちを切り替えて他のお店を探す。
栄華にしよう。
根岸の交差点近くの床屋を曲がった所にある昔からあるラーメン屋だ。
存在自体は知っていたけど訪れたことはない。
レトロ感が半端ないし、少し入りづらい気がしていた。
外から覗いてみると店主らしきおじいさんが真ん中でテレビを見ている。
意を決して入店。
建物が古いだけではない独特の雰囲気の店内。
こういうお店で決まって頼むのはもやしそば。
なんとお値段は550円。
どこかの時点で消費税に合わせるのをやめてしまったのではないか。
壁面のメニューの歴史がそう言っている。
ちなみに他にお客はいない。
始めてのお店だけど常連のように普通に話してくれるのは好感触だ。
テレビを見ながらもやしそばを待つ。
着丼。

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思っていたのとは違い、もやし以外の具材も豊富に入っている。
白菜に青菜、人参、豚肉。
それに量も結構多い。
スープの味は若干薄いけど、昔ながらの中華屋のラーメンはこんなものだ。
派手な美味さなんてないけど、心に響く懐かしく優しい味。
麺も昔懐かしい感じでコシや味とは無縁の細麺。
こういうラーメンは今の流行りには絶対にのらない。
店やラーメンの古臭さにケチをつけるような人間は嫌いだ。
これはこれでいい、これがいい。
何気ない会話は温かく、またおいでという最後の言葉は嬉しかった。
聞けば50年以上営業されているらしい。
このお店で今までどんなドラマがあったのだろう。
長い歴史の1ページに踏み入れられたことが誇りに思える。
こんなお店、人に出会うと涙が出そうになるのは年をとったからかしら。
ご馳走様でした!
また絶対に伺おう。




【栄華】
不定休
11:00〜22:00
04-2922-7926
埼玉県所沢市御幸町2-15

埼玉県所沢市御幸町2-15
タグ:老舗
posted by 内野知樹 at 13:54| Comment(0) | 所沢駅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする